フードデリバリーサービスとして最も有名なUber Eats(ウーバーイーツ)
唯一無二の存在でしたが2020年からはChompy(チョンピー)という同じ感じのサービスが台頭してきました。
今回は、その二つのサービスを比較しながらChompy(チョンピー)を解説していきたいと思います。
Chompy(チョンピー)とは?

Uber Eatsは外国企業のサービスでしたがChompy(チョンピー)は日本人が作った国産企業。
Made in Japanの安心感!
まだオープンβ期間中とのことで渋谷駅を中心に2km以内のお店、3km以内の配達という小さいエリアからのスタートとなっています。
更に平日ランチタイム限定ということで、
「ほんと始まったばかりのサービスなんだな~」
と、実感できます。
Uber Eatsと決定的に違うのでマクドナルドや吉野家等のチェーン店ではなく厳選した個人店を中心にしているところ。
まぁ今後チェーン店も増えてくるのかもしれませんが、選りすぐりのおいしいお店ばかりをターゲットにしている点が面白いですよね。
Chompy(チョンピー)配達員募集中!
現在、Chompy(チョンピー)は配達員を大募集中です。
とは言っても人気が凄くて登録説明会すらなかなか参加できない状態。
今日2/4の時点で最も早く登録説明会の予約は3/30。
約2カ月弱待ち…
原因としては二つ予想できます。
ウーバーイーツの殿様商売的な雰囲気に嫌気がさしてChompy(チョンピー)に鞍替えしようとするケース。
もう一つはChompy(チョンピー)側が配達員を厳選しているケース。
Twitterでも「ウーバーイーツで1000回配達した位の配達員じゃなきゃ説明会にも参加できないのかよ…」と不満を漏らしている方がいらっしゃいました。
さすがにそこまで厳しくはないとは思いますが、やはりウーバーイーツの現役配達員を引き抜いて少数精鋭でやれたらベストですからね。
ウーバーイーツ配達員との違い
僕の友達はすでにChompy(チョンピー)の説明会に行ってきたようなので、そこで得た情報をウーバーイーツとの違いで説明致します。
まず友達が感じたのはChompy(チョンピー)には「血が通ってる感」があるとのこと。
ウーバーイーツは海外のサービスだからなのか何か機械的な感じがして、システムも一方的に変えてしまうし、人間として扱われていない感じがすると友達は語っていました。
その点、Chompy(チョンピー)はベンチャー企業で従業員も若く活気に溢れていて「これから一緒に良いサービス作っていきましょう!」と声をかけられたとのこと。
ウーバーイーツの配達員に対する扱いを反面教師にしているらしく、配達員の満足度を上げたいという気持ちがヒシヒシ伝わってきたらしいです。
今日、NHKの国会中継でもウーバーイーツの働き方が問題視されていましたが確かに事故の補償の問題、賃金が勝手に下げられても文句も言えない問題など様々な問題がニュースになっていました。
Chompy(チョンピー)のメリット

Chompy(チョンピー)配達員がウーバーイーツ配達員より優れている面をお伝えします。
まずは事故等の補償の点でウーバーイーツと比べて段違いに手厚くしている点。
配達員にとっては安心して配達できます。
そして最大のメリットは
時給保証2000円
今のところ2020年6月30日までのキャンペーンとのことですが最低時給2000円を保証してくれます。
要するに、もし1時間注文が来なくても待機しているだけで2000円が貰えます。
これ凄くないですか?
Twitterでは「これやりすぎだろ…」と嬉しい悲鳴をあげている方もいらっしゃいましたが、ウーバーイーツと違い配達員を厳選しているから出来るシステムだと思います。
ただし条件があり、
・11時~15時の中で3時間以上オンライン状態であること
・配達オファー承諾率80%以上
・チョンピーのバッグ・ウェアを着ること
・他の業務と兼務しないこと
確かにウーバーイーツと同時に待機されて最低時給支払っていたら元も子もないので当たり前の条件だと思います。
ちなみにキャンペーン期間中じゃなくてもデフォルトで待機時間も報酬が発生するシステムとなっています。
給料システム
【通常】
・ピック/ドロップ 125円
・距離報酬 75円/1km
・待機報酬 75円/5分
【キャンペーン中】
・ピック/ドロップ 187.5円
・距離報酬 112.5円/1km
・待機報酬 112.5円/5分
ウーバーイーツとの決定的な違いは今いる場所からお店に行く距離も収入が発生するということ。
ウーバーイーツでは今いる場所からお店がどれだけ遠くても収入ゼロ。
ロングピックは最も無駄な作業として配達員のやる気を削ぎ続けていましたが、チョンピーでは、その距離にもお金を払ってくれます。
更にお店の料理をひたすら待つ時間、注文者が出て来なくて待つ時間なども待機収入(上限有)が発生します。
ほんと配達員のこと考えてくれてるな~って思いますよね!
Chompy(チョンピー)のデメリット
マイナス点もいくつかあります。
まずは専用のウェアを着ないといけません。
でも個人的にはネイビー色のカッコイイ感じのデザインなので、むしろ好感触。
ウーバーイーツ配達員が批判されることの多くに
「汚らしい服装をしている配達員が多いから食べ物を配達されたくない」
との声があります。
確かに都内で見かけるウーバーイーツ配達員の中で、たまに「ホームレスかよ…」と思えるほどめちゃくちゃな恰好している人いますよね。
その点、専用のウェア着てくれているのは注文者にとってもポジティブなことだと思います。
そしてウーバーイーツとの最大の違いは規模の大きさ。
渋谷駅から2、3kmの範囲で平日ランチタイムだけと絞られまくっているので、今のところChompy(チョンピー)だけで生活していくのはきついかもしれません。
ウーバーイーツは今や誰でも知っている超有名なサービスなので注文数も桁違い。
ただしChompy(チョンピー)は最低時給があるので4時間フルでオンラインしていれば8000円入ってきて安定はします。
ウーバーイーツ配達員が稼げなくなる理由

ウーバーイーツ配達員の最大のメリットと言えば配達の仕事ではなく招待コードによる紹介料制度でした。
1人の新規配達員を紹介すれば8万円入ってきていましたからね。
有名なブログの人は何百万単位で稼ぎまくっていたと思いますし、Twitterで活動している配達員も興味持った人をスカウトして、おいしい紹介料で稼いでいたと思います。
そんな紹介料制度が2020年2月13日をもって終了…
しかもバグがあったと後日表示し何の補償もない様子。
これってもしかして何十万円分もの紹介料が無効になってるんじゃないの?と疑いたい内容です。
もう配達員の微々たる収入しか無くなったので正直何の旨味もありません。
その点、Chompy(チョンピー)では招待コードによる紹介料制度があります。
条件と紹介料金額は、自分の招待コードから新規登録した配達員が、
・登録から60日以内に30回配達
・7500円
ウーバーイーツと比べれば激安なことは確か…
でもこれからウーバーイーツからChompy(チョンピー)に大量に配達員が流れてくると予想できるので、紹介料バブルの時代は来ると思います。
最後に
いつもならここで僕も招待コードURL貼って「登録してくださ~い」ってやりたいのですが、まだ説明会に行けてないので招待コード持っていません。
ウーバーイーツ配達員としての実績がある方を優先に説明会は案内されているようなので多分参加したくても出来ない…
【ベテラン配達クルー Welcomeキャンペーン】というキャンペーンもあって、
「他サービスでの配達実績に応じてお祝い金をお支払いするキャンペーンです。」
とのことなので、ウーバーイーツの配達回数に応じて「配達回数 × 5円(上限2.25万円)」が貰えます。
こちらは2月末までの登録の方限定、そして登録から60日以内に30回配達完了された方が対象になるみたいなのでお早めに。
(※説明会最短が3/30の為、実質不可能なキャンペーン…是非延長希望します!)
正直今までウーバーイーツがこの業界を独占していたので何でも好き勝手できた王様的なポジションでした。
別に配達員の給料下げても、紹介料制度なくそうが誰も文句言えない。
「嫌ならやめろ」
と、言えた立場だったわけですが、Chompy(チョンピー)がこれから成長を続けウーバーイーツに匹敵する存在に近づいてきたら、ウーバーイーツ側も配達員に対する配慮を増してくれるでしょう。
是非Chompy(チョンピー)には急成長してもらってフードデリバリーサービスの競争を促してほしいなと思ってます(^^)/
