
ココナラとは【 知識・スキル・経験 】など、みんなの得意を気軽に売り買いできるスキルマーケットがメインコンテンツのサイト。
CMでもよくやってる超有名なサイトで、自分が求めているものを誰かにしてもらい、それに対してお金を支払うというシステム。
そんなココナラで初心者の僕が何が何だかわからないうちにお金を失ってしまった恐怖体験を暴露します。
特に公開依頼で仕事を依頼する発注者の方は是非気を付けてください。
公開依頼した経緯
僕は自分のブログに掲載する記事をランサーズ、クラウドワークス等のクラウドソーシングサービスで依頼してきました。
そちらのクラウドソーシングサービスはわかりやすく、
依頼を投稿
↓
ライターさんが応募
↓
契約し仮払い
↓
記事作成作業開始
↓
記事の納品
↓
検品&承諾
↓
お支払い
という流れで非常にわかりやすいです。

ランサーズ、クラウドワークスでもライターさんを探すのに十分だったのですが、もっと色々なライターさんの記事が欲しいと思い、ココナラを初めて利用。
そして公開依頼をして記事を募集したところ、あるライターさん(仮名:Aさん)から応募がありました。
公開依頼の内容は、ある仕事の説明会場に行き、写真撮影や実体験を記事にしてもらう内容だった為、Aさんもその仕事に興味があったとのことで、実際説明会に行き、記事を書いてもらうことになりました。
アフィリエイト終了
この件は非常に申し訳ないと思っています。
今まで記事で紹介しまくってきたアフィリエイトの案件がAさんとやり取りを始めた次の日に突如終了してしまったのです。
要するにそのアフィリエイトが売れなくなり、記事を作成する必要が全く無くなってしまったのです。
まぁアフィリエイトにはよくあることですね。
でも、そのせいで今回の契約を途中で打ち切る必要が出てきてしまいました。
と、言ってもまだ挨拶程度に2回位メッセージのやり取りがあっただけですし、説明会場の情報が入って来ない状況だったので、記事作成作業には全く取り掛かっていないことが明白な状態でのキャンセルでした。
僕が勘違いしたココナラの独自システム
僕とAさんとのやり取りがこちら

大変申し訳ありません。
今回書いてもらうジャンルのアフィリエイトが終了してしまい、記事を掲載する必要が無くなってしまいました。
申し訳ありませんが契約を途中で終了させていただけたら幸いです。
この度はご迷惑おかけして本当に申し訳ありません。

そうなのですね。
かしこまりました。
わざわざご連絡していただき、ありがとうございました!

ご理解いただき、ありがとうございます。
今後のご活躍を心から祈っております。
大変申し訳ありませんでした。

こちらこそです。
お気持ち察します。
また機会がありました、是非お願いします!
この後すぐAさんからの【正式な回答】が届く
契約解除の同意という正式な回答を承諾し契約解除完了
と、初心者の僕は思っていました。
しかし…
実はこの正式な回答ってのがココナラ最大の曲者でした。
正式な回答に気をつけて

相手が契約解除に同意してくれたのは上記のやり取りを見ても明らかですが、次の日に一応確認の為、ココナラのサポートにちゃんと契約解除できたのか連絡してみました。
そこで返ってきた言葉は、
「【正式な回答】をしたからお金がAさんに支払われています」
とのこと。
「えっ?まじで?」
と、ビックリ!
解決法としてはAさんに返金してもらえるようお願いして合意を取り付けたらまた連絡してくださいとのこと。
そこでAさんに早速連絡しました。
そうすると実はAさんもココナラ初心者さんでシステムがわからず、契約解除の手続きを終わらせる為【正式な回答】を送信してしまったみたいで、
「まぁお互い勘違いしてしまうこともありますよね(笑)」という感じで、すぐ返金合意で解決!
と、思ったのですが事態はここから泥沼化
返金に合意してもらえず
本当はこの段階でココナラのサポート担当者が第三者として間に入って、誤解から生まれたことだったと説明し、支払い処理を無効にするなどで、すぐ解決してくれれば良かったと個人的には思います。
規約などがあるみたいなので仕方ないですが、それを相手方に【返金の合意を求める】という当事者同士にお金のトラブル解決を全て任せたのが泥沼化の始まり。
案の定、Aさんに返金の合意をお願いするも、黙っていれば貰えるお金を返すわけもなく、考えさせてくださいとのこと。
その経緯をサポートに連絡するも、やはりAさんの返金の合意を取り付けてくれないと動けないと言われました。
それならと僕は、返金していただけたら稼げるアフィリエイトの方法をお詫びに教えますと対価を提示。
というか本来、こんなの必要ないんですよ…
だってまだAさんは何の作業にも取り掛かってなかったのですから。
最初のやり取りから翌日の契約解除までのやり取りもAさんから何回かその仕事について質問されて僕が答えただけで、むしろAさんが興味あった情報を僕から提供しただけです。
ただそのままじゃ返金してくれない感じになっていたのでアフィリエイトの方法を教えるというメリットを差し上げることにしました。
駆け引き開始

しかし、ここからAさんが駆け引きを開始。
「会社に副業がバレるとヤバいので。バレないなら興味ありますけど?」
と、僕にターンを返す。
なので、わざわざ会社に副業がバレない方法を調べて教えてあげました。
その返事が、
「興味ありますけど仕事が忙しいので無理です。返金も辞退します。」
と、通告。

は?
わざわざ調べさせておいて、それ?
ってか返金を辞退するってどういうこと?
あんたまだ仕事に全く取り掛かってなかったでしょ?
契約解除にも同意したし、そのお金は何のお金なの?
契約では納品が唯一の条件だから、それが行われてないって何もお金は発生していないのに、その受け取ったお金の意味は何?
すみません。
つい心の声で怒りを爆発させてしまいました(笑)
真摯なサポート
ここからがココナラ運営様の腕の見せ所。
今回は双方が勘違いから生まれてしまったことと判断し、原則は取引クローズ後の返金は一切しないのですが、双方の合意があれば返金対応するという特別な対応をしていただきました。
しかし、ずっとAさんが返金の合意を拒否していたのも事実。
そこで運営様はAさんに
・成果物を提出したかどうかの確認
・特別なケースとして返金処理する方法
などを連絡してくれて、説得に協力してくれました。
正直、それでもAさんの心は変わらず、なかなか返金には合意していただけませんでしたが泥沼化してから4日後。
ようやく返金に合意してくれて、今回の件が決着しました。
今回の失敗で学んだこと
ランサーズやクラウドワークスだったら納品完了という明確な形があるので、契約を途中解除したいときは
納品 or 契約解除
というハッキリとした形があるので間違えようがないです。
今回の件では他のライターさんとも契約途中解除となってしまいましたが、それぞれのライターさんは事情を理解してくれて、お互い高評価をつけて円満に解決できました。
「納品をしなきゃお金は貰えない」
というプロ意識があるからだと思います。
納品もしないのにお金貰えて当然と思える感覚が僕には理解できません…
今回、僕はココナラのシステムがよくわからないままAさんの契約解除の同意メッセージを【正式な回答】ということで承諾してしまい、金銭トラブルとなってしまいました。
なので本来は、システムをよくわからないまま使っていた僕の責任も大きいです。
ココナラ運営様には感謝しかありません。
こんなに寄り添ってくれるサポート担当者がいるサイトって他にあるでしょうか?
感動しました。
ココナラは、困っている人と、それを助けたい人を繋げる素晴らしいコンセプトを持ったサイトです。
しかし、もしココナラで公開依頼をする発注者は僕のようなアホな間違いを起こさないよう気を付けてください。
以上、ココナラでの金銭トラブル体験でした。