
ジブリアニメみたいな世界観を持つRPG大作「二ノ国II レヴァナントキングダム」
「子供向け」「昔のRPG」など色々と批評されていましたが、良い歳こいた40歳のおじさんがやってみた感想を書かせていただきます。
ストーリーなどのネタバレは一切無しでゲームの魅力を伝えていきますので、購入前の方も安心してご覧ください。
景色がキレイ


まず最初に僕のPCが低スペックなのでゲーム内のグラフィック設定等を高画質に出来ず最低レベルに設定しています。
しかしながらこの画像や動画を見る限り、かなりキレイですよね!
アニメの世界を旅するRPGというのは僕自身初めての経験だったので新鮮でした。
いつもはスカイリム、ウィッチャー3などの洋ゲーオープンワールドアクションRPGや、ドラゴンズドグマなどの中世ヨーロッパ風のゲームをしていた為、購入前は
「アニメ系なんて自分に合わないじゃないか…?」
と、疑っていたのも事実。
それでもゲームのムービーを見ると、アニメのキャラクターを自由に動かせるという魅力もあり購入しました。
アニメの世界を歩き回れるだけでも買った価値があったな~という作品。

戦闘が面白い

アクションRPGで戦闘が一番面白いと思っているのはドラゴンズドグマですが、二ノ国IIも相当なレベルでした。
正直アニメ系ということで戦闘は単調なんだろうな~と疑っていましたが、開発陣が戦闘を面白いものにしようという熱意が伝わってくるシステム。
DLCも含めると多種多様な戦い方が出来て、現在150時間くらいプレイしていますが、それでもまだ全然極められていないキャラクターのスキルが多々あります。
特に戦闘が面白いと思い始めたのはDLCの「ゴロネール式白兵術」を覚えてから。
アクションRPGであれば、やはりジャストガードやカウンターという要素が必須だと思いますが、ゴロネール式白兵術ではジャスト回避で周りの動きがスローになり高速で反撃が出来ます。
作成した動画でも何度も入れていますが正直僕はゲームが上手くないので、カッコイイ回避は出来ていないです(;^ω^)
上手い人だったら相手の渾身の一撃を見切ったように紙一重でかわし反撃出来ると思います。
魔法もエフェクトがド派手で、万単位のダメージ与えて一発で倒したときは快感になりますよ~!
それぞれのキャラクターの特性もありますし、3人パーティーで誰と誰を組ませるか悩んだり、戦闘中でもすぐに使用キャラを変えられるので、様々なパターンが楽しめます。
更にフニャという妖精みたいな存在も4種類選べて属性などでスキルとの組み合わせも考える楽しみがあるので戦闘が全然飽きません。
難しいことが苦手な僕みたいな方は、ノーマルモードにしてレベルを上げてからボス戦に挑めば大体ボタン連打でも勝てるのでご安心ください。

キングダムモード


自分の王国を作っていくという建設系コンテンツですが自由度はほぼありません。
設置場所も変えられず、デザインも自分では変えられず。
なので自分自身の王国をデザインしたいという方には期待外れの内容かもしれません。
しかしそのように自分で設置する場所とかどうでも良いと考えている僕は物凄く楽しめました。
なんと言っても仲間がどんどん増えていき、施設のレベルを上げて研究していくことで、冒険がどんどん快適になっていくのです。
それにほとんどのRPGのサブクエストは、どうでも良いお使いクエストが多く、なんとか必死こいて終わらせても微々たる経験値と報酬が入ってくるだけですが、二ノ国IIではサブクエストを達成するとそれに関わったキャラが仲間になり王国に移住してきてくれるので、
サブクエストクリア
↓
王国に仲間が増える
↓
研究して強い武器・防具作成、冒険を快適にする
という流れが生まれ、サブクエストをクリアするのが楽しくなります。


ネタバレ無しのストーリー批評
レビューでは「幼稚なストーリー」「子供向けアニメ」など言われることが多いですが、アラフォーおっさんの僕がクリア後、感動して涙を流してしまったほど素晴らしいストーリーでした。
良いんですよこれで。
変に複雑にし過ぎて感動が薄れる最近の物より、純粋な心で見られる二ノ国IIのようなストーリーは最高です。
ジブリで感動できる人であれば、二ノ国IIでも感動すること必至!
胸の奥が温かくなるって気持ちを何十年かぶりに体験させてくれた二ノ国II
めちゃくちゃオススメのゲームです(^^♪

